インターネット環境が整備されているご家庭では、必ず1本はlanケーブルが備わっていることでしょう。インターネットを使用するうえで欠かせないアイテムであり、パソコンのみならずテレビやゲーム機・さらにはエアコンですらLANポートが備わっているほどです。このLANポートがある機器はどれもネット回線に接続して、オンラインサービスを受けられることを示しています。lanケーブルは基本、グラスファイバーによる光の乱反射によってデータ通信を可能にする能力を有したアイテムです。

おれは1997年に開発され他当初から変わっていませんが、BASEという規格で細かく性能が分けられています。ケーブルの外膜を見ると、BASEと数字が印刷表記されているのを目にできます。これはそのlanケーブルの規格、つまり有している能力を示しているので一度確認してみましょう。BASE5以下の表記であれば、20Mbpsまでの通信速度に対応している製品です。

BASE5以上だと50Mbpsから100Mbpsとなり、現在主流の光回線に対応したものと理解できます。このBASEという規格は、2010年にスイスに本部がある国際情報通信機構によって定められた世界標準規格です。日進月歩が著しいIT社会において、通信速度が異なるサービスが次々に登場したことに受けて設けられました。各施設・家庭に引き込まれている回線に見合ったlanケーブル製品を購入しやすいようにと、配慮をなされたということです。

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