会社や学校・介護施設に始まり、一般家庭でも多くの場所で配線ダクトは設置をされています。今では建物を建設する際のデフォルト電気設備となっており、オプションで取り付け工事を実施するところは皆無と言ってもいいでしょう。そえだけ我々の暮らしの中心が、電気機器で占められる時代となった証です。古い住宅であれば配線ダクトはないところもあり、自身で設置工事をする必要もあります。

配線ダクトと一口にいっても、さまざまな種類で構成されています。大きく分けても約100種類はあるので、しっかりと見極めて適切なアイテムを選択することが大切です。ここでは設置場所ごとに見合ったダクトの選択方法のコツを指南していきましょう。一般家庭であれば、「外付け工法」のダクトを選択すればコストを大きく削減して使用できます。

ホームセンターでダクトは販売されており、これを壁や床に取り付けるだけです。外付けとは壁の表面に取り付けるという意味です。会社や病院であれば、「隠ぺい工法」で設置をしましょう。これは外付けとは相反する施工で、壁と床の内部に入れるものです。

室内をスッキリとさせることができ、さらに電源供給も可能としています。ダクト本体はプラスチックとステンレスの2種類で構成されていて、前者は家庭向け・後者は業務用向けです。ステンレス素材だと消火対応となっているので、多くのOA機器や医療器具のケーブルを同時に収納する場所で選択をしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です