コードなどを束ねるのに便利な結束バンドですが、他にも様々な使い方があることで知られています。また、結束バンドには様々な製品があり、種類も様々です。結束バンドは、パソコンのケーブルや雑誌などを束ねる際に活躍しています。片側にロックのかかる爪のような部品があり、もう片側をそこに通して留める構造になっている製品がほとんどです。
ロック部分に一度ベルトを通すと、戻らずにしっかりと留まります。素材も製品によって異なることが多いです。一般的には非常に丈夫で柔軟性に長けた、ナイロン素材の樹脂が多く使用されています。ナイロン樹脂だけでなく、フッ素樹脂やポリプロピレンなどの素材からできた製品もあるようです。
結束バンドは、ケーブルを束ねるだけのものではありません。例えば100均で販売している網を使用して、棚を作ることができます。網どうしをバンドでしっかりと連結することができるので、100均の材料でも丈夫な棚を作ることができるでしょう。また、熱い鍋の持ち手の替わりとして、結束バンドを利用している人もいます。
素手では触れないものに、バンドを付けると持ち手として使用することができるのです。一般的に出回っているバンドは、一度締めてしまうと外すことができないと言われています。外れるタイプのものも中にはありますが、価格は高めです。マイナスドライバーや安全ピンなどで外すことができる場合もあるようですが、使用途中で調整したい場合は、あらかじめ外せるタイプの製品を購入することをおすすめします。