lanケーブルを利用するメリットですが、いわゆる重たいデータが安心して送受信できる点にあります。リモートワークを自宅で本格的に行うと、高頻度で重たいデータを送受信しなければなりません。書類や小さな画像データは比較的データサイズが小さめですが、高解像度の写真や枚数の多いプレゼン資料や動画ファイルなどはデータサイズが大きいです。無線回線だと、情報を送受信する速度がlanケーブルよりも遅く、待ち時間が度々発生します。
一刻も早くクライアントに完成した資料を送付して次の仕事に取り組みたい、そんな時に待ち時間が長く発生したらリモートワークの能率が落ちます。lanケーブルを利用すれば常に安定した高速状態で、ファイルの送受信が出来るので快適に業務に打ち込めますし、クラウドストレージの利用もスムーズです。無線通信の弱点である、突然回線速度が悪くなったり前触れもなく回線切断が起きる、といったトラブルがlanケーブルにはありません。精神衛生的にもlanケーブルを利用するメリットは大きく、電波干渉の心配がないので、深夜や土日祝祭日でも快適にリモートワークが行えます。
大容量の更新ファイルも有線LANを利用すればスムーズに取り寄せられるので、例えば夕飯を食べている間やお風呂に入っている間にダウンロードが済ませられるでしょう。他にもビデオ会議の音声や画質が安定したり、唐突にエラーが出なくなる等、無線から有線に乗り換えるメリットは幅広いです。