家庭でも多くのところで、配線ダクトを備えるようになりました。生活必需品となった家電が増えたことが起因となっていますが、部屋をスッキリと見せられるという魅力も有しています。本来は業務用の設備でしたが、今ではさまざまな現場でその場所に見合った配線ダクトが設置されているほどです。一口に配線ダクトといっても、その種類は数百にものぼります。

そのなかの一つは「フロントライン」というダクトで、文字通り天井の真ん中付近にレールタイプのダクトを備えているものです。このフロントラインが向いている業種は食品・自動車などの生産工場といえるでしょう。これらの工場では必ず、生産ラインというものが設置されています。ベルトコンベアーに対象物を置き、各スタッフは所定の位置について各作業をおこないます。

電動ドライバーや包装機材なども電気で動いており、必ず電源供給が必要です。そのとき、天井からコードをのばせることで生産ラインを移動しなくてもいいというわけです。すでに国内の工場ではこのダクトを採用しており、効率良く作業をおこなわれています。美容室や病院でもフロントラインを設けて、業務を進めるところも多くなりました。

この配線ダクトの場合は隠ぺい工法を使用しないと設置ができません。そのため、これから導入を検討しているという場合は、テナントの施工を始める前に工事を実施して設置をすると良いでしょう。約40万円ほどで取り付けがおこなえます。

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